左翼の脅迫
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<北朝鮮の飢えた子どもをすくえ>というプラカードで街頭署名している人に、「あなたはなぜ署名しないんですか? 子どもが餓死してもいいんですね」と問いつめられるのは、政治的な<脅迫>であります。
意図的に行われる極端な設定の問いかけは、答える人の内容以前に、質問者が被質問者に対して、「道義的優位」に立つことが出来ます。
実際に、飢えた子どもを救うかどうかは別の問題で、被質問者にマイナスの感情を起こし、質問者にある種の権威を持たせる効果があります。
「情欲をもって女を見る者は、すべて罪人である。あなたはどうだ?」という言葉は、人に特定のモラルを示し、それに対するその人の態度の明示をもとめます。
そこに支配と、被支配の潜在的な可能性があります。